2011年08月02日

偶然性と運命

 さて、今月から少し更新スタイルを変えてみようとまた新たな思いつきでお送りしております。
これまでの読了してから感想をひねり出してアップというスタイルでは、毎度間隔が空くこととなりブログとしてもなんだか寂しい感じがしていたので、毎日何か本を手に取り「今日はここまで読んだよー」という経過報告をほぼ日更新でお送りしてみようと考えました。
すると
・毎日進歩をアップできる!
・コンスタントな読書習慣が身に付く!
・最終的な一つの本の感想量が増える!
・毎日何らかの感想を考えることで味わう感性アップ!
 いいことばっかし!
 ……難点は私の飽きっぽさでどれだけ継続できるかなんですがねー。



 それは置いといて、今回はこの本、「偶然性と運命」、大学の図書館をふらついててたまたま手にとった本なんですが、運命的な出会い、「私はまさにこのために生まれたのだ!」という強烈な感激を哲学的に考えてみよう、という本。
現在2章52pまで読んでますが、まー「人間の知覚する時間」の構造をハイデガーの時間論を用いて説明してますが難しい。瞬間は即時取り出され既在と将来を含む全域に企投され人は時間化されるとか何とか。とても頭の体操になります!(笑)
-2011-08-02 23:59



うあああ何この毎度おなじみ頑張ります宣言OTL
まあ、気にしないことにしておこう。更新する気が起きただけまだましってもんですよ。

 で、読んだその都度更新とか言っちゃっててあれなんですが、読み終わりました、「偶然性と運命」。
 この本は著者の木田元さんも本文中で書いてる通り、哲学的考察で偶然なり運命に解決を見るものではなくて、大まかに「運命」をテーマに取り上げた四つのエッセイと捉えてさくさく進めるような読み方が良さそう。
 ……だと思うんですが、この本に関しては前提として少なくともハイデガーの時間論の「sich zeitigen(おのれを時間化する)」とかいった辺りの考えを消化して何を言わんとしているかのイメージができるレベルでないと筆者の考える運命がちゃんとは理解しにくいように感じました。
 人間を、「……と共にある」生まれながらの社会性動物と捉え、それが自己であったり他者と出会うことで世界へと開かれていく。個人の歴史の意味をを過去・未来にわたり書き換えるその出逢いこそ運命と言う、ってことなのかな。
 自己と他者のテーマにも触れる問題でもあるようなので時間論なりもっと勉強し直してから再び挑戦してみたいです。
 ちなみにこの本はあとがきの筆者の説明を読んでからの方が本文にすんなり入りやすいと思います。
-2011-08-25 02:02


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2011年07月31日

2011年7月の読書記録

2011年7月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1701ページ
ナイス数:7ナイス

■深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)
突如牙を剥く海。危険は無いと知っていたはずのものが突如襲ってくるというのも恐ろしいが、そもそも海にはどこか人智では計り知れない得体の知れ無さが潜んでいる。飛び交い進行するエピソードから海の持つ不気味さが見事に滲み出てくる。やや装置や専門用語の説明が多く登場し、登場人物の多さも合間って、地の文が複雑な割に冗長に感じられるかもしれないが、海がゆっくりと襲いくる辺りの描写は圧巻である。
読了日:07月27日 著者:フランク・シェッツィング
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12456246

■生協の白石さん
以前オープンキャンパスで訪れた大学の本売り場で立ち読みし、思わず噴き出してしまったことを思い出しつつ、今通う大学の図書館に本書が置いてあったので借りて、家でたっぷり腹抱えて読みました。ひとことカードの問答の応酬なのでどこから読んでもよし。セールスアピールも交えたユーモア溢れる切り返しにはネタをひっぱる天丼も散見されるのでやはり頭から経過に沿って読むのがベストか。応対の見事さは是非見習いたいところ。
読了日:07月17日 著者:白石 昌則,東京農工大学の学生の皆さん
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12320861

■死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉
読了日:07月10日 著者:千田 琢哉
http://book.akahoshitakuya.com/b/4761267348

■魔王
これはいったい何の本なんだろう。現日本に照らし合わせいろいろ考えさせられる、反芻すべき本だ。
読了日:07月08日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12125016

■「身」の構造―身体論を超えて
内容の深さの割に読みやすい部類だと感じた。が、身体論という馴染みのなかったテーマだったので読み進めるのに苦戦した。他の身体論の本をいろいろ読んで再び挑戦したい。
読了日:07月06日 著者:市川 浩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12153696

■ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)
タイムマシンを必要としないSF短編集。最終編「むかし、爆弾が落ちてきて」がお気に入り。
読了日:07月01日 著者:古橋 秀之
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12154019


▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/




ということで何か更新したいなーってときに便利なまとめ機能!
ブクログさんとは別に読書メーターさんの方でも同じように読んだ本記録させてもらってます。
そこのまとめ機能で今月読んだデータがお手軽にアップできるというわけだよ!
もっと使いこなしていきたいね。

posted by 有人司書 at 23:59| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月21日

ここんとこ、そこんとこ

 ここのところ大学の講義形式に慣れることやらでいっぱいいっぱいになっていたので、本の感想をしっかりと書けていないなーと、そろそろ夏休みに差し掛かるところでようやっと反省し始めました。遅いです。

 そもそも私自身ものぐさであるので日記にしたって年中通じて継続更新できた試しがないというなっさけないもんでございますが、やっぱり溜まった記録を見直す楽しみというのは好きだったりしますので、なるべく更新は小まめに続けたいところ。そう思ってこれまでの感想でさえ四行何か考えるだけでいいようにとあっさり目な方針を立てていたのに。ぐぅ。

 今回言い訳にもなってない愚痴だけですが、更新は継続的に、そうでなくとも定期的に進めたい、です!
本自体は右上のブクログさんなんかを見てもらえるとわかる通り、読んでたりはします。相変わらずざっぱなジャンル漁りとなってますが。なので少し生活リズムを適切にスリム化させながらこれからもこつこつ読んだ本のあっさり感想を載っけていきたいです。では。
タグ:言い訳
posted by 有人司書 at 01:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月07日

なるほどわかった!クローンのこと

なるほどわかった!クロ-ンのこと 中内光昭

 クローンとはいったい何なのか、そもそも生物の誕生やその仕組みはどうなっているのか、社会で騒がれているクローンの有用性と危険性とは。こういった疑問を素人にも分かりやすく、しかし込み入ったややこしい部分は所々割愛し説明した本。それなりに詳しい人には少々退屈かもしれないが、クローンとは何だろうと疑問を感じた人への導入としておすすめできる本。人間の倫理感、医療応用の可能性、クローン人間が社会と交わったときに起こる様々な問題を考える良いきっかけとなった。



posted by 有人司書 at 15:41| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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